通夜や告別式を行わず、火葬を中心に故人を見送る方法が「直葬(火葬式)」です。費用を抑えやすい一方で、「最後のお別れの時間はどのくらいある?」「家族だけで見送れる?」「お寺への連絡は必要?」といった不安も生じます。この記事では、直葬の流れ、費用を確認する際のポイント、ほかの形式との違い、事前に相談したい注意点を解説します。
直葬では一般的に通夜・告別式を省きますが、故人と対面してお別れできる時間や場所はプランにより異なります。費用の金額だけでなく、安置日数・火葬料金・搬送範囲・宗教者への相談まで確認して選ぶことが大切です。
直葬・火葬式とは
直葬・火葬式は、一般的に通夜や告別式を行わず、火葬を中心に故人を見送る葬儀形式です。「家族葬」は主にお知らせする範囲や参列者の考え方を表す言葉である一方、「直葬」は儀式の進め方を表します。そのため、近しい方だけで直葬を選ぶ場合もあります。
ただし、直葬は「亡くなってすぐ火葬する」という意味ではありません。法律上、原則として死亡後24時間を経過するまでは火葬できず、火葬許可の手続きも必要です。
直葬の一般的な流れ
①葬儀社へ連絡・搬送
病院・施設などから安置先へ移動します。
②安置と打ち合わせ
火葬日、安置場所、対面・お別れの方法、費用条件を確認します。
③死亡届・火葬許可の手続き
横浜市では死亡の事実を知った日から7日以内に死亡届を提出し、火葬時には火埋葬許可証を提出します。
④火葬当日のお別れ
火葬場などで、プランに応じた対面やお別れをします。
⑤火葬・収骨
火葬後にご遺骨を収めます。
※火葬の日時・搬送方法・面会可否は、斎場や安置施設の状況によって異なります。

木場葬祭の直葬とお別れ火葬式
木場葬祭では、火葬場で短時間お別れする「直葬」と、自社式場で対面やお花入れを行ってから火葬場へ向かう「当社お別れ火葬式」を案内しています。ご家族がどのようなお別れを希望するかが、選択の大切な判断基準になります。
| 比較項目 | 直葬 | お別れ火葬式 |
|---|---|---|
| お別れの場所 | 火葬場 | 木場葬祭の自社式場 |
| お別れの方法 | 火葬場で約10分の対面・お別れ | 式場で対面・お花入れをして火葬場へ |
| 表示価格(税込) | 126,000円~ ※給付金5万円申請時の自己負担額 | 286,000円~ |
木場葬祭の公式案内では、直葬は火葬場集合で約10分の対面・お別れを想定しています。一方、お別れ火葬式は自社式場で対面やお花入れを行う説明です。実際の進行は事前に確認してください。
費用・追加条件の確認ポイント
木場葬祭公式サイトには、直葬「126,000円(税込)~」、当社お別れ火葬式「286,000円(税込)~」と掲載されています。ただし、直葬の126,000円は「給付金5万円申請時の自己負担額」と説明されており、誰でも無条件にその金額で支払えるという意味ではありません。給付金の対象条件や申請方法を含め、事前の見積もりを確認しましょう。
広告上の「~」表記や給付金差引後の表現を見たときは、見積書の支払総額、給付金を受け取れる条件、含まれるサービスを分けて確認することが重要です。
| 確認する項目 | 木場葬祭公式案内・確認ポイント |
|---|---|
| 直葬の表示額 | 税込126,000円~/給付金5万円申請時の自己負担額という注記あり |
| お別れ火葬式 | 税込286,000円~/自社式場でのお別れを案内 |
| 安置料・ドライアイス | 直葬は5日分を含む旨の記載。自社安置所の条件を確認 |
| 火葬料金 | 市民料金はプラン内と記載。市民資格など条件を確認 |
| 追加費用が生じる場合 | 所定日数超過・希望オプション・条件外の対応などを見積もりで確認 |
直葬を選ぶ前に確認したい注意点
お別れの時間が想像より短いことがある
直葬は通夜・告別式を行わないため、親族が集まってゆっくりお別れする時間を設けにくい場合があります。お花入れや対面時間を大切にしたいときは、別のお別れ方法も比較しましょう。
菩提寺や納骨先がある場合は事前に相談する
寺院墓地にお墓があり檀家になっている方は、直葬を選ぶ前に菩提寺の住職へ相談することが大切です。読経の有無や納骨に関する考え方は寺院によって異なるため、あとから行き違いが起きないよう確認しておきましょう。
親族への連絡方法を決めておく
直葬は小規模に行われることが多いものの、連絡を受けなかった親族から後日問い合わせが入る場合もあります。誰にいつ知らせるか、火葬後のお参りをどう案内するかも話し合うと安心です。

よくある質問
Q.直葬でも家族が立ち会えますか?
A.立ち会いの方法やお別れ時間は葬儀社のプランと火葬場の運用によって異なります。木場葬祭の直葬では火葬場集合・約10分のお別れが案内されています。
Q.直葬なら亡くなった当日に火葬できますか?
A.原則として死亡後24時間を経過するまでは火葬できません(法律上の例外を除きます)。火葬場の予約状況や手続きによって日程が決まります。
Q.直葬と家族葬はどちらが安いですか?
A.一般的には儀式を省く直葬の方が費用を抑えやすい傾向があります。ただし、費用は安置日数や火葬料金、追加の希望内容などで変わるため、同じ条件で見積もりを比較しましょう。
参考情報・出典
まとめ|希望するお別れの方法から選びましょう
直葬・火葬式は、通夜・告別式を行わず火葬を中心に見送る葬儀形式です。費用に加え、火葬当日のお別れ時間、安置方法、宗教者との関係まで確認すると、希望に近い形を選びやすくなります。
木場葬祭では、鶴見区・泉区を中心に横浜市内・川崎市内の葬儀に対応しています。その他の地域についても、お気軽にご相談ください。葬儀形式や搬送・安置については24時間365日相談を受け付けています。